本文へ移動

広島市の障害のある方のための求人・就職相談サイト|相談・登録は無料

文字サイズ
082-961-4980

はじめての障害者雇用

障害者雇用枠と一般枠(オープン就労・クローズ就労)の違い|広島市で自分に合う働き方を選ぶ4つの問い

障害のある方が就職先を探すとき、最初に向き合うのが「障害者雇用枠で働くか、一般枠で働くか」という選択です。さらに一般枠には、障害を伝えて働く「オープン就労」と、伝えずに働く「クローズ就労」があります。どれが正解ということはなく、体調・必要な配慮・希望する仕事の種類によって合う選び方が変わります。この記事では、それぞれの違いを整理し、広島市で自分に合う働き方を選ぶための考え方をお伝えします。

3つの働き方をひと目で比較

障害者雇用枠一般枠(オープン就労)一般枠(クローズ就労)
障害者手帳原則必要不要(あってもなくても可)不要
企業への開示あり(配慮を前提に採用)あり(自分で伝える)なし
配慮最初から相談しやすい伝えれば合理的配慮を求められる求めにくい
求人の幅限られるが、受け入れ体制が整っている広い最も広い
向いている方通院や勤務時間など継続的な配慮が必要な方配慮は必要だが職種の幅を広げたい方配慮なしで安定して働ける見込みがある方

障害者雇用枠のメリットと注意点

障害者雇用枠の最大のメリットは、配慮を前提として採用されることです。通院日のシフト調整、業務量の段階的な調整、指示の出し方など、必要な配慮を入社前から企業と共有できます。企業には法定雇用率(2026年7月から2.7%)を満たす必要があり、採用の意欲も明確です。入社後も、ジョブコーチや就労定着支援などの公的な仕組みを使いやすいのが特徴です。

注意点は、求人の職種や勤務時間に幅が少ない場合があることです。事務補助、軽作業、清掃、データ入力といった定型的な業務が中心になりやすく、給与も一般枠の同職種と比べて抑えめなことがあります。ただし近年は、特例子会社や大手企業を中心に、正社員登用や職域の拡大が進んでいる点も見逃せません。

一般枠(オープン就労)の考え方

一般枠で応募し、選考の段階または入社後に障害のことを伝えて働く方法です。2016年4月からすべての事業主に合理的配慮の提供が義務づけられているため、障害を伝えたうえで必要な配慮を申し出れば、企業は過重な負担にならない範囲で対応することになっています。職種の幅を保ちながら配慮を求められる中間的な選択肢といえます。

一方で、企業側に障害者雇用の経験がないと、どんな配慮ができるのかの共通理解を作るところから始める必要があります。伝え方や伝えるタイミングを支援機関や当センターと一緒に準備しておくと、入社後の食い違いを防ぎやすくなります。

一般枠(クローズ就労)の考え方

障害のことを伝えずに働く方法です。求人の選択肢が最も広く、周囲に知られたくないという希望も守れます。ただし、企業が障害を知らない状態では合理的配慮の提供義務は生じません。体調を崩したときに休みにくい、通院を続けにくいといった理由で長続きしないケースも見られます。クローズで働く場合でも、主治医や支援機関には状況を共有しておき、「困ったときに戻れる場所」を確保しておくことをおすすめします。

自分に合う働き方を選ぶ4つの問い

  1. 継続的に必要な配慮はあるか:通院(月1回など)、服薬による体調の波、静かな環境、指示の出し方など。継続的な配慮が必要なら、障害者雇用枠かオープン就労が現実的です。
  2. 週に何時間働けるか:週20時間未満から段階的に増やしたい場合、障害者雇用枠のほうが受け入れ先を見つけやすい傾向があります。
  3. やりたい仕事はどれくらい決まっているか:職種へのこだわりが強い場合は一般枠も含めて探す価値があります。
  4. 過去に働いた経験で、うまくいったこと・つまずいたことは何か:つまずきの原因が配慮で解決できるものなら、配慮を前提にした働き方が向いています。

広島市で「両方の枠」を視野に入れる

実際の就職活動では、障害者雇用枠と一般枠を並行して探す方も少なくありません。当センターの求人には「求人区分」として、障害者専用求人(障害者雇用枠)のほか、「どちらも相談可」と表示している求人があります。企業側が「配慮したうえで一般枠として採用する」ことに前向きな場合もあるため、求人票の区分だけで決めつけず、担当者にご相談ください。

また、広島障害者職業センター(広島市中区東白島町)では、手帳の有無を問わず職業評価を受けられます。「自分にどんな配慮が必要か」を客観的に整理する材料になるので、働き方を迷っている段階で利用する価値があります。

よくある誤解

「障害者雇用枠は簡単な仕事しかない」

定型業務が中心なのは事実ですが、経理補助、Web更新、CAD、プログラミング補助など専門性のある求人もあります。まずは求人一覧を職種で絞り込んで確認してみてください。

「一度クローズで入社したら、あとから伝えられない」

入社後に伝えることは可能です。ただし、伝えた時点から合理的配慮の話し合いが始まるため、伝える前後で業務や評価が変わることはあります。伝えるタイミングは支援機関と相談して決めるのが安心です。

「障害者雇用枠は手帳の等級で決まる」

等級で応募の可否が決まることはありません。企業は障害の種類や程度で募集を限定できません。

まとめ

障害者雇用枠・オープン就労・クローズ就労のどれを選ぶかは、「必要な配慮」「働ける時間」「やりたい仕事」の3つで考えると整理しやすくなります。迷ったら、両方の枠を視野に入れて相談するのが近道です。当センターでは面談で一緒に整理したうえで、合う求人をご紹介します。

この記事の内容について相談したい方へ

お仕事相談センター こんぱすでは、広島市の障害のある方の就職を無料でお手伝いしています。記事を読んで気になったことは、そのままご相談ください。

無料で相談・登録する

ご相談は無料です。まずはお話をお聞かせください。

「働けるか不安」「どんな仕事が合うかわからない」という段階で大丈夫です。就労支援の現場を知る担当者が、あなたのペースで一緒に考えます。ご家族・支援機関の方からのご相談も歓迎します。

無料で相談・登録する
082-961-4980 平日 9:00〜17:00(土日祝休み)
無料で相談・登録 082-961-4980